資格・検定

[受講体験記]普通救命講習I/必ずためになる

はじめに

先日、普通救命講習Iを受講してきました。受講したことで、家族や友人等の大切な人が下記、場面に遭遇したとき受講前より適切に動けるようになりました。本当に受講して良かったです。

・病気で倒れた
・事故に遭いけがをした

受講動機

低圧電気取扱業務に係る特別教育2日コースで、学んだ救急そ生の方法で心肺蘇生法に興味を持ちました。心肺蘇生法に関係する講習を調べたら下記、2つがあることが分かりました。今回、受講したのは救命講習の普通救命講習Iになります。

[1]救命講習
日本で消防本部によって行われている応急処置技能講習。(救命講習:Wikipediaより)

[2]救急法基礎講習
日本赤十字社によって行われている救急法に関する講習。

受講料、講習時間について

■受講料
・無料(私が、受講したところは無料でした)

■講習時間
・3時間

■対象年齢
・概ね中学生以上

講習内容

普通救命講習Ⅰは、肺蘇生(AEDを含む成人に対する方法)を中心に学びます。下記に主な講習内容を示します。

・応急手当の重要性について
・基本的心肺蘇生法(実技)
・AEDの使用法
・異物除去法
・止血法

救急車は、119番通知を受けてから現場に到着するまで、平均で約9分かかるそうです。心停止を確認後、救急車が到着するまで心肺蘇生法を続けることで、極端な生存率の低下を防ぐことが出来ます(参考記事:旭化成ゾールメディカル ZOLLより、AEDとは…救命処置(胸骨圧迫・AED)と生存率)。

極端な話ですが、講習を受講することで心肺蘇生法やAEDの使用法について、少しでも記憶に残れば良いと思います。なぜなら、心肺蘇生法やAEDが必要な場面に遭遇したとき、少しでも記憶に残っていれば、必要な動作へ移る時間の短縮に繋がりその結果、生存率の低下に繋がるからです。

実技で、胸骨圧迫と人口呼吸を1人ずつ3分間行いましたが、体力的にすごくきつかったです。状況によっては1人で、連続9分間(9分は平均だから、もっと長い場合がある)…助けがくるまで、やるしかないです。理想は、2人以上だと感じました。

AEDのパッドには、成人用パッドと小児パッドがあることを知りました。低圧電気取扱業務に係る特別教育2日コースで、学んだ救急そ生の方法のときはこれについて説明がありませんでした。小児パッドは、未就学時(およそ6歳まで)用ですが、小児パッドがない場合は、成人用パッドを代用可能です。

異物除去法は、腹部突き上げ法(妊婦や乳児には行えない)と背部叩打法がありどちらも初めての内容だったため、凄くためになりました。

受講後にラミネーターで、加工されたカード型の修了証が交付されました。修了証は、自動車免許より一回り大きいサイズでした。このサイズは、第二種電気工事士の免状で経験しているから分かるけど、携帯するのに不便なサイズ(笑)修了証は、各地の消防局・消防本部で異なっているようです。

まとめ

普通救命講習Iを受講して良かったです。殆どの方が、ためになる講習だと感じました。受講、未受講の差は心肺蘇生法やAEDが、必要な場面に遭遇したときに行動時間として現れると思います。家族や友人等の大切な人が、病気で倒れたまたは事故に遭いけがをした際、あなたは適切に動くことはできるでしょうか。不安な方は、普通救命講習Iの受講を考えてみてください。